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メッセージ

代表取締役 写我

代表取締役 写我_shaga

Representative Director

and Photographer


写我

~Shaga~


一枚の写真から

 部屋の片付けをしていると、一枚の写真が出てきた。思わず手を止めその写真に見入る。「そうそう、こんな時もあったね!」と、部屋には誰も居ないのに思わず言葉に出してしまう。


 たった一枚の写真なのに、そこから様々な出来事が走馬灯のように思い出されてくる。


 それは自分がその時にその場所で生きていたという、確かな証(写真)を手にしたからだ。


 写真はたった一瞬の時間を切り取ったものだが、それを再び手にした瞬間から、また新たな時間が始まったようにも感じる。


 嬉しかった事や、悲しかった事、喜怒哀楽その全てが自分の通ってきた過去の道である。今の自分と過去の自分を重ね合わす事によって、教科書に載っていない素晴らしい未来をも学ぶ事が出来るであろう。


 私たちOffice SHAGAのスタッフは、今、この時を最も大切に考え、一期一会の精神に基づき、またいつの日かこの写真を手にした時に、素晴らしい過去に出会えるよう、今を最も自然に表現出来る写真を目指しています。

人物撮影の原点

 昨今、朝テレビでニュースを見ていると、思わず耳を塞ぎたくなる事件が増えてきた。そう、身内同士の殺め合いである。


 何故親子身内でありながらそのような事が起きてしまうのか?その答えを「今の時代仕方がない」と、ありふれたフレーズに置き換えてはいけないと思う。


 しかし自分の答えを導きだす事は困難であり、それを防ぐ手だても思いつかない。


 その答えの足掛かりとして、主には風景写真・情景写真というカテゴリーで「フォト帰郷」という、帰れない故郷に写真で帰る、という企画がはじまった。


 しかし、もちろんそれがイコール「答え」ではない。


 写真に携わる者として、何かもっと「写真を通して出来ることはないだろうか?」と考えるうち、ふと思った事が、一枚の写真から学ぶ事である。


 「そうだ、赤ちゃんだ、それもお腹に居る時からを残す事が出来れば何と素晴しい事だろう」やがて生まれくる新しい命に対して、それを育む母親の姿そのものに大きな意味があると思う。


 子供がある程度の年齢に達した時に、飾ってあるマタニティフォトを見て「お母さんのお腹はどうして大きいの?」と子供らしい質問が飛ぶ、「このお腹の中には、あなたが入っていたのよ」と。


 今すぐには理解出来なくとも、やがてその意味を知り、意味に「学ぶ」頃になれば、その子はきっと親に感謝するであろう。


 その感謝の心を持った子供と、命の繋がりを伝える事が出来た親との間には、間違っても大きな不幸が訪れる事は無いと確信する。


 形として見えないお腹の中の赤ん坊、しかし、確かにそこに新しい命がある。


 それを写真に残す事が、Office SHAGA の人物撮影の原点と考えます。


今後の展開

 大勢のリピーター様に支えられて今のOffice SHAGAがあります。


 マタニティフォトをはじめ、この世に産声をあげた時の「ニューボーン」そして「お宮参り」大人気の「ハーフバースデー」と、1才を迎えるまでに沢山のイベントがあります。


 その全てに対応出来るべく、多くの同じ思いを持つ事の出来る写真家を育て、そしてどの地方に住んでいても身近にOffice SHAGAの写真を楽しむ事が出来るよう、大阪にとどまらず全国各地にスタジオを展開していきたいと考えています。


 マタニティフォト、ベビーフォトに限らず、写真家として様々なジャンルを本来の機動性を生かし、過去の経験と実績にうぬぼれる事無く、常に初心に帰りながら新しいモノを見いだす努力を惜しまないクルーであり続けたいと切に願います。

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